ひたちなか市の方必見!外壁塗装の種類と選び方を徹底解説
スタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
屋根、外壁塗装工事🏠専門店の
プロタイムズひたち東海店(株式会社 大成彩工)です。
「外壁塗装をしたいけど、塗料の種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない」
「ウレタン、シリコン、フッ素…聞いたことはあるけど、自宅にはどれが合うの?」
外壁塗装を考えるうえで、塗料の種類選びは非常に重要です。
塗料によって価格や耐久性、機能性が大きく異なり、どの塗料を選ぶかで、塗り替えのタイミングやメンテナンスコストも大きく変わってきます。
さらに、塗料の性能を最大限に発揮するためには、外壁材や施工方法との相性を考えることも欠かせません。選び方を間違えると、「すぐに剥がれてしまった」「期待した効果が出なかった」といった失敗につながりかねません。
この記事では、外壁塗装に使われる塗料の種類を中心に、外壁材との相性や施工方法の違いまで徹底解説します。初めての方にもわかりやすく、失敗しない選び方をお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
1.塗料の種類を知るべき理由:なぜ“ただ塗るだけ”ではダメなのか
「外壁塗装って、色を決めて塗るだけじゃないの?」
そう思われる方も少なくありません。
しかし、外壁塗装はただ家を塗り替えるだけでなく、雨風や紫外線、汚れ、カビ・藻の発生といった外的要因から家を守るための大切なメンテナンスです。
そして、その役割を担っているのが「塗料」なのです。
塗料によって性能・価格・耐久年数が大きく異なる
外壁塗装に使われる塗料は樹脂を主成分としており、樹脂の種類によって、耐久年数や価格、機能性(遮熱性、防水性、防汚性など)が大きく異なります。
この樹脂成分の違いによって、「アクリル塗料」「ウレタン塗料」「シリコン塗料」「フッ素塗料」「無機塗料」といった種類に分かれています。
もし「費用が安いから」という理由だけで塗料を選んでしまうと、数年後に劣化が早まってしまい、結果的に何度も塗り替えが必要になり、トータルの費用が高くつくこともあります。
目的に合った塗料選びが外壁塗装の成功を左右する
「夏の暑さを和らげたい」「汚れにくくしてメンテナンス回数を減らしたい」など、目的に合った塗料を選ばなければ、数年で塗り直しが必要になることもあります。
さらに、塗料の種類を把握したうえで、自宅の外壁材との相性や、塗料に合った施工方法を考えなければ、せっかく選んだ塗料の機能性を十分に発揮できません。
相性が悪い塗料を選んでしまうと「塗ったばかりなのに塗膜が剥がれた」といった不具合が生じることもあります。
また、塗料の種類を知っておけば、勧められるままに高額な塗料を契約してしまうリスクも避けられるでしょう。
2.外壁塗装に使われる主な塗料の種類と特徴
外壁塗装で使われる塗料は、主成分によって性能や特徴が大きく異なります。
ここでは、代表的な塗料の種類を紹介します。
アクリル塗料
アクリル塗料は、主成分がアクリル樹脂の塗料です。発色が良く、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
価格が安くDIYにも使われやすいというメリットがありますが、耐久性が低く、劣化が早いために塗膜が硬化・ひび割れしやすいというデメリットがあります。
そのため、現在では一般的な外壁塗装ではほとんど採用されません。
ウレタン塗料
ウレタン樹脂を主成分としたウレタン塗料は、柔軟性が高くひび割れに強いのが特徴です。比較的安価で密着性に優れているため、細部の塗装にも適していますが、耐久年数は短めです。
雨樋や鉄部などの付帯部や、「数年後に建て替えを予定している」「初期費用をできるだけ抑えたい」といったケースで選ばれがちな塗料です。
シリコン塗料
現在、外壁塗装で最も一般的に使用されているのがシリコン塗料です。主成分はシリコン系樹脂で、汚れにくく美しい光沢を長期間保つのが特徴です。
アクリルやウレタンに比べて耐久性が高く、価格も比較的リーズナブルなため、コストパフォーマンスに優れています。価格と性能のバランスが良いことが、多く選ばれている理由です。
フッ素塗料
非常に高い耐久性を持つのが、フッ素樹脂を主成分としたフッ素塗料です。紫外線や雨風に強く、長期間にわたって美観を保つため、塗り替え回数を大幅に減らせるというメリットがあります。
耐久性が高くなる分、塗料自体の価格は高価ですが、「メンテナンスに手間をかけたくない」「できるだけ長期間持たせたい」といった方におすすめの塗料です。
無機塗料
無機塗料は、ガラスや石などの無機物を主成分とする塗料で、一般的に15〜25年程度と、長期にわたる耐久性を誇ります。
価格も非常に高くなりますが、無機物は紫外線で劣化しないため、カビや藻も生えにくく、長期間にわたり美観を保てます。そのため「できるだけ塗り替え回数を減らしたい」という方におすすめの塗料です。
遮熱性・断熱性・防水性を付加した塗料も
これまで紹介した塗料に、特別な機能を付加したタイプもあります。
- 遮熱塗料
太陽の熱を反射する遮熱塗料は、外壁材の温度上昇や蓄熱を抑えられるため、日当たりの強い住宅や、省エネを意識したい方に採用されやすい塗料です。
- 断熱塗料
断熱塗料は、熱の伝わりを抑えることで、夏は外の暑さを、冬は室内の暖かさを逃がしにくくします。
一年を通じて快適さを重視したい住宅に向いています。
- 防水塗料
外壁や屋根からの水の浸入を防ぐ性能があり、特にひび割れが起きやすいモルタル外壁や、雨漏りが心配な住宅で効果を発揮します。
こういった機能性塗料も選択肢の一つとして検討すると、ご自宅の環境に合った快適性や耐久性をさらに高めることができます。
3.外壁材との相性と施工方法の種類
塗料は、ご自宅の外壁材との相性や、適した施工方法で塗装することで、初めて十分な効果を発揮します。
そのため、塗料の種類だけでなく、外壁材や施工方法にもさまざまな種類があることを知っておくことが大切です。
ここからは、それぞれの特徴について紹介します。
外壁材の種類と塗料の相性
現在、日本の住宅で最も多く使われている外壁材はサイディングボード(サイディング)です。
サイディングとは、工場で生産された板状の外壁材のことで、品質が安定していてデザインのバリエーションが豊富なため、多くの住宅に採用されています。
一方で、住宅によってはモルタル外壁やALC(軽量気泡コンクリート)パネル、コンクリート外壁など、サイディング以外の外壁材が使われているケースもあります。
外壁材ごとの特徴と適した塗料
- 窯業系サイディング(最も一般的)
セメント質と繊維質を原料としたサイディング。耐火性やデザイン性に優れている半面、ひび割れや反りが起こりやすい。
【適している塗料】弾力性や防水性に優れた塗料
- 金属系サイディング
ガルバリウム鋼板などを用いた軽量のサイディング。耐久性が高く、モダンな外観が特徴。
【適している塗料】サビ対策が必要なため、下地処理+防サビ性のある塗料
- モルタル外壁
砂とセメントを混ぜた素材で仕上げる外壁。デザインの自由度が高いが、ひび割れが発生しやすい。
【適している塗料】ひび割れに追従できる弾性塗料
- ALC(軽量気泡コンクリート)パネル
耐火性・断熱性に優れた外壁材。軽量だが吸水性が高い。
【適している塗料】防水性の高い塗料が必須
- コンクリート外壁
強度があり重厚感が出るが、雨水を吸収しやすく、中性化(コンクリートが二酸化炭素で劣化し、鉄筋をさびさせる現象)やひび割れのリスクがある。
【適している塗料】防水性・耐久性を強化できる塗料
外壁材の種類によって、適した塗料や施工方法は大きく異なります。
誤った塗料を選んでしまうと、せっかくの塗装がすぐに剥がれてしまったり、本来の耐久性を発揮できなかったりする原因となります。
施工方法の種類
外壁塗装の施工方法には、主にローラー工法、吹き付け工法、刷毛塗り工法の3つがあります。
それぞれ仕上がりや作業効率、向いている場面が異なるため、外壁の形状や選ぶ塗料に合わせて使い分けられます。
- ローラー工法
ローラーを使って塗料を塗り広げる方法です。
広い面を均一に塗ることができ、ムラのない仕上がりになるのが特徴で、外壁塗装で最も採用されています。
- 吹き付け工法
スプレーガンを使って塗料を霧状に吹き付ける方法です。
短時間で広範囲を均一に塗装できるため、作業効率が高いのが特徴です。デザイン性のある仕上げ(凹凸模様など)にも適しています。
- 刷毛塗り工法
刷毛を使って細部まで塗り込む方法です。
複雑な形状や細かい部分を丁寧に仕上げるのに向いており、ローラーや吹き付けでは塗りにくい箇所で活用されます。
施工方法にはそれぞれの特徴があり、どれが最適かは外壁の形状や状態、使用する塗料によって変わります。そのため、まずは建物診断を行ない、外壁の劣化状況や素材を正しく把握することが大切です。
当店では、診断結果に基づき、最適な施工方法をご提案します。
4.【塗料の種類別】費用目安と耐用年数
選ぶ塗料の種類によって、外壁塗装の費用は大きく異なります。
下記に、代表的な塗料の費用目安と耐用年数をわかりやすく表にまとめました。
種類 | 耐用年数 | 費用目安 |
アクリル塗料 | 約3〜5年 | 約1,000〜1,300円/㎡ |
ウレタン塗料 | 約5〜8年 | 約1,200〜1,900円/㎡ |
シリコン塗料 | 約8〜12年 | 約1,800〜2,000円/㎡ |
フッ素塗料 | 約15〜18年 | 約3,000〜4,500円/㎡ |
無機塗料 | 約20〜25年 | 約4,000〜5,500円/㎡ |
※上記の費用はあくまで目安です。建物の状態や施工方法によって変動します。
表からもわかるように、塗料は耐用年数が長くなるほどグレードが高くなり、それに伴って費用も高くなる傾向があります。
つまり、価格と耐用年数はおおむね比例すると考えることができます。
「初期費用を安く抑えたい」と考える方は多いですが、長期的な視点で見ると、耐久性の高い塗料を選ぶ方が、塗装回数が減り、トータルコストを抑えられる場合があるのです。
例えば、耐用年数10年の塗料で2回塗り替えるのと、耐用年数20年の塗料で1回塗り替えるのとでは、後者の方が足場代や人件費といった塗料代以外の費用を節約できるため、結果的に安くなる可能性があります。
5.失敗しない塗料の選び方
外壁塗装で後悔しないためには、価格の安さだけでなくトータルコストで考えること、そして目的に合った機能性を重視することが大切だという点は、これまでに紹介しました。
ここではそれに加えて、塗料選びで失敗しないためのさらに重要なポイントをお伝えします。
仕上がりイメージを具体的にする
どんなに性能の良い塗料でも、仕上がりの色やツヤがイメージと違ったら満足度は下がってしまいます。
後悔を防ぐためには、カラーシミュレーションを活用するのがおすすめです。ご自宅の写真を使って色を試すことで、実際の仕上がりをイメージしやすくなります。
また、小さなカラーチップだけでなく、A4サイズ程度の塗り板を太陽光の下で確認すると、光の当たり方による色の見え方の違いも把握できます。
プロに相談する
塗料の特徴や価格をある程度理解できても、ご自宅の外壁材や劣化状況に本当に合う塗料を自分だけで判断するのは難しいです。
例えば、同じシリコン塗料でも外壁材との相性や施工方法によって持ちが変わることがあります。また、防水性や断熱性などの機能性塗料も、ご自宅の立地環境やライフスタイルに合わせて選ぶことで初めて効果を発揮します。
そのため、塗料を選ぶ際には、専門家による建物診断を受け、プロの視点からアドバイスをもらうことが大切です。
当店では、カラーシミュレーションや診断結果をもとに、最適な塗料とカラーを提案します。納得のいく色選びをサポートしますので、安心しておまかせください。
6.ひたちなか市で外壁塗装を依頼するなら
「塗料の種類や選び方はわかったけど、結局どこに頼めばいいの?」
そう感じたら、ぜひプロタイムズひたち東海店(株式会社 大成彩工)にご相談ください。
当店では、ひたちなか市にお住まいの皆さまが安心して長く暮らせるように、以下の3つの強みを活かして外壁塗装を提供しています。
正確に見極める診断力
外壁塗装は「正確な診断」から始まります。外壁材の種類や劣化の状況、周辺環境までを細かくチェックすることで、初めて最適な塗料や施工方法を選ぶことができます。
当店では、専門知識を持った診断士が、ご自宅の劣化状況を細かくチェック。
チョーキングやひび割れ、コケ・藻の発生など、目に見える劣化だけでなく、壁の内部の状態まで徹底的に調査します。
職人の技が光る施工品質
豊富な実績を持つ自社の熟練職人が、診断結果に基づいた最適な方法で丁寧に施工します。当店には国家資格である「一級塗装技能士」を持つ職人も在籍しており、下地処理から仕上げまで、一つひとつの工程にこだわります。
塗料の性能を最大限に引き出す高品質な施工を提供します。
また、施工中は進捗状況を細かくご報告しますので、不明点やご要望があればその場で確認でき、後悔のない仕上がりにつながります。
工事後も安心のアフターフォロー
当店では、施工後も定期的な点検を通じて、お客様の住まいをサポート。万が一、不具合があった場合も地域密着店ならではの迅速な対応を行なっています。
さらに、当店とメーカーのW工事保証により、施工後も安心が長く続きます。
7.まとめ:ご自宅に合った塗料を選んで、後悔のない外壁塗装を
外壁塗装の塗料の種類は多岐にわたりますが、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解することが、後悔のない選択への第一歩となります。価格や耐久性・機能性などを総合的に考え、ご自宅の環境やライフスタイルに合った塗料を選びましょう。
ただし、塗料の種類や機能を知るだけでは十分ではありません。実際にご自宅に合った最適な選択をするには、プロのアドバイスが欠かせません。
そのサポートができるのが、地域の気候や住宅事情を熟知した地元のプロです。
プロタイムズひたち東海店(株式会社 大成彩工)は、ひたちなか市で数多くの施工を手がけてきた実績と経験をもとに、ご自宅に合わせた最適な塗料選びをサポートします。
後悔のない塗料選びをするために、ぜひご相談ください。
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